事務所　鉄骨造4階建て　延床面積848.84㎡

株式会社臼福本店の新社屋として建てられる。事務所としての機能のほか、気仙沼内湾地域のランドマーク的役割を持つ。意匠設計を「ondo」が手掛ける。東日本大震災の大津波で被災した旧社屋を踏襲し、外壁は鱗型に加工した銅板を葺き上げた特徴的な外観を持つ。夜になると正面の屋号看板がライトアップされ気仙沼の夜景に浮かび上がる。内装は船をイメージした意匠となっている。デッキを連想させる木目調の床仕上げや、丸型窓を使用しており、家具の丁番には実際に船で使われる金物を使用している。